鮭の味方

ポータルサミットの翌朝、まつい店長と茶屋町原地さんと3人で
鮭の遡上を見に行きました。
初めて見る鮭の遡上にせがれは大興奮!
望遠レンズをつけたカメラを首から下げて「うお~~さむい~」と
大声をあげながら、ルンルンで川へダッシュ!

川に着くと、たくさんの鮭が川の流れに逆らい、泳いでいました。
すぐ足元で泳ぐ鮭にカメラを向け、シャッターを切る。
あんまり近いので、手で捕まえられるのではと
せがれ得意のいたずら開始。
手を近づけてもなかなか逃げない鮭。
足元に転がっている石を鮭にぶつけて気絶させれば、捕まえられるのでは・・・と
石を手に持ち、振り上げる。

後は腕を振り下ろすだけ・・・しかし、目の前の鮭は逃げもせず、
一生懸命流れに逆らい続けるのみ・・・
よく見ると、鮭の身体は傷付き、身体の皮が剥げて白い部分が
出ている。それでもヤツらは流れに逆らい続け、
押し流されようとも、何度も諦めずにのぼっていく鮭達。
・・・こいつらは命懸けで泳いでいるのだ。
こんなにがんばっているヤツらに石を投げつける訳にはいかん!と
振り上げた腕を下ろす。
急に鮭の味方になったせがれは、カメラを向けることを忘れ
しばし・・・がんばれ・・・と思いながら鮭を見つめる。
吉田町に帰り、弟に鮭の話をすると弟は
「川に入った鮭はうんめくねーよ(おいしくないよ)。」と一言。
せ「がんばってるヤツを食うんじゃねえ!」
弟「食わねえよ、うんめくねーから」
せ「うんめとかうんめくねーの問題じゃねえ」
弟「は?」
遡上する鮭よ。
とりあえずおまえらを食おうとする奴を一人おさえた。
安心して行け。

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